コンクリートが剥き出した殺風景な風呂場には申し訳程度の小さな鏡がある。その鏡は身体の一部を写し込むことで精一杯なサイズだ。ふと、鏡に写った自分の身体の一部と目が合う、こんなに痩せていたかなと思った。 昨夜飲んだバドワイザーの缶を寝室から撤去…
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